現状を明確にする方法と思い込みの罠|目標達成コーチング

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こんにちは、SAYURIです。

 

達成したい目標ができて、ゴール地点が決まったら、次にすべきことはスタート地点を明確にすることです。

人は、自分の思い込みでスタート地点を決めがちです。

つまり、自分の現状はどのような状況なのかを自分の思い込みの感覚で判断してしまい、ズレたところからスタートしてしまいガチなんですね。

今回は、コーチがクライアントを正しいスタート地点から走り出せるように、現状の明確化の4つの方法について解説していきます☆

 

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幻想の現状明確化の罠

達成したい目標が明確になり、ゴール地点が確認できて初めて、進む道が見えました。あとは、ゴールに向かって走り出せたら良いのですが、今立っているスタート地点は、幻想のものかもしれません。

この幻想の現状の思い込みだけで、明確化させてしまうと、思わぬワナにハマってしまうことがあります!

ゴールに対してスタート地点がズレてしまったまま走ってしまうと、回り道をしてしまったり、思うように進まなかったり、「こんなはずじゃないのに」とネガティブになってしまったりと、悪循環が始まってしまいます。

ではなぜ、現状は思い込みで分析されてしまうのでしょうか?

 

思い込みの分析

「自分はこう思っている」けど「実際はこうだった」と、客観的事実との間にズレが生まれることは珍しいことではないんですね。

なぜ、このズレが生まれてしまうのでしょうか?

人によってものの捉え方や考え方が異なるから。

人は、長い人生を通して、「これが一番いい」「これはこうあるべきだ」と当然のように思っている考え方を持っているんです!

このように自分が当たり前のこととして捉えている考え方、信じていることを「信念」と言います。この自分の信念に疑いを挟むのは、なかなか困難なものなんですね。

人は自分の主観(考え方)だけで現状を分析しようとする生き物だ。

それが原因で大きなズレが起きてしまうことがある。その結果、ゴールとは全く違った方向に進み始めてしまうことがある。

コーチは、これを常に意識しておく必要がありますね。

 

自分を客観視させる4つの方法

コーチは現状の明確化のステップで、クライアントが自分の置かれた状況を主観的ではなく、客観的に捉えることができるように、客観的事実を集められるような仕組みづくりをしたり、クライアントが客観的に自分を見つめられるようなフィードバックと質問を提供したりしていきます。

次の4つの方法を次章から解説していきますね。

①映像や音声の記録からの視点

②ステークホルダー(クライアントの利害関係者)からの視点

③コーチからのフィードバックによる視点

④クライアント自身が気付く視点 


①映像や音声に記録させ自己を客観視させる 

自己を客観視させる方法として最も直接的で効果が高いのは、自分自身を撮影・録音した情報をそのまま見聞きしてもらうことですね。

「百聞は一見に如かず」とも言いますよね。この手法はインパクトが大きく、たいていのクライアントはショックを受けるんです。

例えば、自分が出場しているスポーツの試合を撮影して分析したり、練習風景を撮影してフォームの確認などもできますよね。ダイエットや肉体改造のコーチングの場合も写真に写すことで、現実を受け止めざるおえません。セミナーやプレゼンをする人なら音声を撮って、客観的視点で自分を確認することができます。

課題や汚点、不都合なことなど思いどおりにいかない現実に真正面から向き合うことを「コンフロント(直面)する」と言います。

コンフロントした状態は、無意識に持っていた自分のセルフイメージ(こうありたいという理想の自分自身)リアルセルフ(実際の自分自身)の間にギャップを強く認識している状態なんです。見たくない自分を見ることになるため、非常に居心地が悪く嫌な気分になるんですね。

人が周囲からのフィードバックを恐れたり、そう簡単には聞き入れようとしなかったりするのは、コンフロントを起こして嫌な気分になるのを避けたいからでしょう。

コンフロントを起こしている瞬間は、無意識のうちに抱いていたセルフイメージを言語化する大きなチャンスなんです!

 

コンフロント時に投げかける質問

・自分自身のどんな態度、言動、行動があなたにそういう印象を与えるのでしょうか?

・あなたはどうしてそのような態度、言動、行動をとってしまうのでしょうか?

・あなたが自分が理想とする態度、言動、行動とはどんなものでしょうか?

 


②ステークホルダーから自己を客観視させる

次に、クライアントのステークホルダー(クライアントの利害関係者)から見た情報を「対面インタビュー」や「360度フィードバック」によって収集し、クライアントに提供する方法です。

「360度フィードバック」は上司や同僚、部下も含めた多角的な視点からアンケートを集めるため、「360度評価(多面評価)」とも呼ばれ、導入企業が増加しています。

こういった定型のフィードバック・アンケートの利点は、クライアントの自己評価と他者評価のギャップが明確になる数値として現れる点ですね!双方のギャップが明確である方が、クライアント自身の解釈で評価する自分と、周囲の方の評価するクライアントに「なぜギャップが生じたのか」を客観的に検証しやすくなります。

注意点は、結果を返却する前に、必ずクライアントから自己評価を引き出すようにしましょう。

の時、多くのクライアントに、他者評価(他者認識)と付き合わせた時、「自分はうぬぼれていた」という事態に陥るのを避けようとする心理が働きます。つまり、プライドが傷つかないよう自己評価を低めにつけてしまうんですね。

低めにつけた自己評価と他者評価の比較では、ギャップの認識が生じにくくなってしまいます。必ずクライアントが自己評価を述べた後には、「どれぐらい正直に評価できたか。低めにつけてしまわなったか」を確認しましょう!必要であれば、自己評価の訂正をお願いするようにします。

 

フィードバック伝達後の注意点

他者からのフィードバックを受けたクライアントを現実の自分と直面させることが重要ですね! 

リアルセルフ(現実の自分)と、コンフロントすることから逃げないようにサポートすることです!

そのために、まずクライアントの内側に生じた感情を吐き出させることを優先しましょう。そして質問によってクライアントが自己を客観視するサポートをしてあげるといいですね。

 

クライアントが自己を客観視するのを助ける質問 

・フィードバックを受けてどう感じましたか?

・特に気になったことは何ですか?

・なぜそれが気になったのだと思いますか?

・自己評価と他者評価のギャップが大きかったフィードバック、小さかったフィードバックは何ですか?

・そのギャップの大きい、小さいは何が原因で生じたと思いますか?

・今後はどうしていきたいと思っていますか?

このような質問に対して、人間の自然な防衛本能が働きやすくなります。

理性より感情が勝っている状態の時起こりやすいのですが、「やってられない」「人の気も知らないで」とネガティブな感情が噴出することです。

この時、クライアントの防衛本能を沈め、クライアントの内側の感情を全部吐き出してもらう必要があるんですね。そのためにも、コーチは、クライアントの発言をまずは最後まで聞くことに徹してみてください☆

 

居心地の悪さを解消

人は、居心地の悪さを嫌う生き物

無意識に、早くコンフロント時の居心地の悪さから抜け出したいと思うんですね。

居心地の悪さを解消するためには2つの選択しかありません。

①自分が変わるのか

②ステークホルダーのフィードバックを軽く扱うのか 

コンフロントした際の感情的な状態のままクライアントを放置しておけば、その場で居心地の悪さを解消しようと②を選択する可能性が高まりますね。

少しづつ意識を今後の自己改革に向かわせるように、コーチとのやり取りを通して、クライアントは徐々に自分を客観視し、自己と正面から向き合う術を学んでいくことになるわけです。

 


③コーチからのフィードバックで自己を客観視させる

コーチングセッションが始まれば、コーチは、いつでもどんな時でもフィードバックできるという点が、他とは違う点で利点す。

必要な時にクライアントが自己を客観視できるように、コーチはフィードバックを戦略的に使える必要がありますね。

 


④クライアント自身に自己を客観視させる

最後に、コーチがクライアントに質問する方法です。

質問によって、自分が無意識で考えていたことや、自分がコンフロントした瞬間に生じた感情を言語化すると、その過程で、「自分はこんなことを考える人間なんだ」「自分は感情的になりやすい人間なんだ」と自己認識が高まり、自分を客観視できるようになるんですね。

自己を客観視させるための3種の質問

・何を感じたか?何を感じているか?(自分の感情を客観視させる)

・なぜそう思ったか?(自分の思考のプロセスを客観視させる)

・どうしたいと思っているか?(自分の欲求を客観視させる)

凝った質問を考える必要はありません☆

コーチがクライアントに興味を持って、シンプルに3種の質問を繰り返し投げかけることで、クライアントが自分自身というものに興味関心を抱き始めます。そうなれば、あとはクライアントが自分自身で自己を客観視するようなセルフ・コーチングを始めるでしょうね。

 


まとめ

達成したいゴールが決まったら、自分のスタート地点を明確にしましよう!

クライアントが自分を客観視するために、4つの視点を適切に使い、思い込みとのギャップを埋めていきましょう☆

①映像や音声の記録からの視点

②ステークホルダー(クライアントの利害関係者)からの視点

③コーチからのフィードバックによる視点

④クライアント自身が気付く視点 

一番は、コーチがクライアントに興味を持ち寄り添うことです!

そして、二人三脚で、一緒に最善解を導き出していくことで、最短でゴールへ到達することができるでしょう!

 

SAYURI

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