

こんにちは、SAYURIです。
「ググる」と「タグる」は、情報を選び取るスキルです!
現代は、物や資本などにかわって知識や情報に価値が置かれる『情報化社会』です。
情報が溢れかえるこの時代との付き合い方と情報収集について解説していきます☆
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Web2.0時代
普及初期のWebにはない新しい技術や仕組み、発想に基づいたWebサイトやWebサービスなどの総称。
多くのサイトやサービスに共通する特徴として、技術的な知識のない利用者でも容易に情報を発信できるようになり、様々な発信主体の持つ知識や情報が組み合わされて「集合知」を形成している。
「技術的な知識のない利用者でも容易に情報を発信できるようになった」ことで、正しい情報を選び取ることが難しい!と肌で感じるようになりました。
「この時代だからしょうがない」と時代にただただ流されていては、嘘かホントか分からない情報たちに流されて損をするばかり!
情報格差
「デジタル・デバイド」とも言います。
Web2.0時代が進んでいくと今度は、ネットリテラシー(情報ネットワークを正しく利用できる能力)という言葉が使われるようになりました。
「情報格差の時代」とも言われ、情報通信技術を使える人と使えない人(情報弱者)の格差が、今でもなおどんどん開いていってるんです!
情報弱者
手に入れた情報を上手く活用するのが苦手な人のこと。
現代の日本では、ほとんどの人が、インターネットを使いますね。
家で内にこもってTVを見ていても、外に出てもあらゆる情報で溢れかえっています。
「情報弱者」とはまた聞こえが悪い言葉ですが、「簡単にデマに流される嘘を嘘と見抜けない人」を意味する言葉ともなっていったんですね。
何もせず、ただただ無意識に情報の波に流されるままでは、波に呑まれてチャンスも掴むことはできません!
情報の波に乗る感覚を磨いていきましょう!
「ググれカス!」の時代
さて、またヒドイ言葉が出てきましたが「ググれカス!」という言葉は聞いたことがありますか?
これは2006年頃に登場した言葉らしく、「これってどうやるの?」「これってどうゆう意味?」と、何でも人に質問して解決しようとする人に対して言う言葉なんですね。
「そんなこといちいち聞いてくるな!Googleで検索すれば分かるだろ⁉︎手間を取らすな!」とお怒りの方々から生まれた略語です。
つまり「Googleで検索したらわかるから自分で検索してみようね♪」ということ☆
「ググれカス」から「ググってもカス」の時代
時代は流れ、現代ではググるのも当たり前になってきましたよね。
今は、「ググれカス」から「ググってもカス」の時代と言われています。
例えば、辞書を引く場合だと、社会的に定義された情報が出てきます。しかし、ネットでググった場合だと必ずしも正確な情報が出てくるとは限りません。
特に「Yahoo知恵袋」や「Neverまとめ」は解答を間違えていたり、本質を捉えていない曖昧な解答が多いんですよね。Wikipediaですら、ありもしない戦争の名前が記されていたり、稀に間違った解答をしていることがあるんです。
では、「ググってもカス」な人は、これからの時代どうなっていくのでしょうか?
「自分の力で調べてデキる人」と「調べられずデキない人」、どっちがチャンスを得る確率が高くなるでしょうか?
もちろん、「自分の力で調べてデキる人」が多くのチャンスを得ていくでしょうね!
「ググってもカス」な人は、どこかで手を打たなければ、どんどん時代に取り残されていってしまうことになります。
このように「ググってもカス」な人と「ググれる」人との間には、どんどん格差がでてくるわけですね。
なので、「ググる」は「スキル」ということができます。
スキルとは「誰でも極めることができる」ということなので、「誰でもチャンスをモノにできる」人になっていくことは可能なんです。
「ググる」から「タグる」時代に
『 #タグの意味』と『情報をたぐり寄せる』という意味の2つのニュアンスが含まれている
InstagramやTwitterなどSNSの投稿には「#タグ」がつけられているのをよくみますよね?
そのタグづけされたリンクからネットサーフィンして、目的の画像や情報をタグり寄せるんです☆
今やSNSはGoogle検索と同様に「情報収集する場所」になっています。
情報の探し方が、Googleの検索エンジンから、InstagramやTwitterといったSNSにシフトしていっていますね。
「InstagramもTwitterも使ってるのは若者だけでしょ?」と、こんな声も聞こえてきそうですが、今は、50代・60代の年齢層が多く参入してきていて、どの年齢層でも幅広く気軽に使って楽しんでいるんですね。
「#タグる」理由
情報洪水の現代では、見知らぬ人より、身近な人がシェアしているものを信頼しようというユーザーの心理が働いているんですね。
現在のWEB情報環境では「即時性」「速さ」に重要な価値があるんですね。
誰もがスマホを持つようになったことで、情報の最適単位がWEBサイトからSNS上の画面に変わったことも理由の一つででしょう。
WEBサイトの情報を最後まで見るには、何度もスクロールをし続ける必要があります。
今のユーザーにとっては、これが「負担」なんですよね。
情報格差時代に必要な環境
このように、情報は溢れている時代で情報収集の方法やニーズも時代によって変化してきています。
「ググるスキル」と「タグるスキル」をバランスよく使いこなしていきたいですね。
ところで、ネットが普及し「情報の格差」は、どんどん広がる一方ですが「濃い情報」とは何でしょうか?
濃い情報源とは
情報とは、ネット上からいくらでも拾って来れますが、実際に体験した人と比べたら情報の濃さは明らかに違います。
例えば、ハワイに行ったことのない人でもGoogleマップで位置の確認ができます。
ハワイの映像をネットで見ることで、実際に行ったことのあるように知ってる気になったりもします。
では、実際に行ったことのある人はどうでしょうか?
ネットにはないたくさんの情報を体験して感じとるでしょう。また、1度や2度行ったことのある人よりも、現地に住んでる人の方が情報源が濃いですよね。
つまり、濃い情報を得るには「自分が実際に体験すること」「実際に体験している身近な人脈がどれだけいるか」がポイントになってきます。
今、自分がどのような環境に身を置いているかがこれからの時代の「情報の格差」に大きく関わってくるのではないでしょうか?
環境=濃い人脈
簡単にオンライン上で、見知らぬ人と繋がれる便利な時代ですが、どれだけ濃い情報を持った人の人脈を構築できるかが大きな「情報の格差」となってくるでしょう。
それも薄っぺらな繋がりではなく、どれだけ濃い関係かも大きく関わってきます。
顔も知らない知り会ったばかりの人に教える情報と身近な友人に教える情報では、情報の濃さも変わってくるはずですよね。
例えば、ダイエットの効果的な食事方法やトレーニング方法など、ダイエット経験豊富な人や管理栄養士さん、ジムトレーナーさんなどが身近にいたら有力な情報がもらえるでしょうね。
ネット時代に育てるべきもの
今までの「情報弱者」とは「ネットさえ使いこなせれば情報格差は埋めれる!」という雰囲気があったと思います。
しかし、ネットがあって当たり前になった今は、環境による格差がどんどん拡大されていくでしょう。
そんなネット時代に育てたい2つのものがあります。
①人間関係
1つは「人間関係」です。
ネットのない時代では、当たり前だった人と人との直接の濃い繋がりが、今とても重要視されているように感じます。
もっと遡ると、人類は生物上、弱い立場の生き物であるがゆえに、生き延びるため集団を作って人と人の繋がりを大事にしてきました。
人は本質的には、人と繋がる素質を持っているんです。
今は、集団にならなくとも生きてはいけますが、ネットで簡単に繋がれる時代だから人と人との繋がりが希薄になってきています。
そんな希薄な関係のところには希薄な情報しか流れません。
こんな時代だからこそ、人の本来持っている才能を呼び覚まし、人間関係を構築することが重要なんではないでしょうか?
②自己解決能力
もう1つは、「自己解決能力」です。
人間関係を構築し、どれだけ有力な情報を持っている人が周りにいたとしても分からないことは、最大限自分で調べる!その上で、わからないことを人に聞く!このスタンスが大事です!
これを続けていれば、自然と自己解決能力も向上していくでしょう!
学校であれば、「教えてもらえる」立場でしたがそうでないのであれば、ある程度のことは自分自身で解決できる能力が求められますよね。
「自分自身を教育する」ことができる大人が、次世代の子供を教育できると思います。
おわりに
自分の力で情報の本質を見極め選び取る力!
ネットだけに頼らず、信頼できる人脈を作ること、環境を持つこと!体験して肌で感じて学ぶこと!
ググるとタグるスキルをバランスよく使いこなすこと!
「ググる」や「タグる」といったスキルもとても重要ですが、もっと本質的な人として忘れてはならない人との繋がりを今一度、見直し構築していってほしいと思います!
きっとネット上にはない、素晴らしい情報の数々に出会えることでしょう!
SAYURI
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