

こんにちは、SAYURIです。
「なんか上手くいかない!!」
そんな時、どんな『言葉』を発していますか?
▽動画と一緒に見ると学習効果が高まりますよ▽
自分の状態を知る

人は『思考』したことが、『言葉』に現れ
『言葉』にしたことは、『行動』に移し
『行動』したことは『習慣』になると言われています。
マザー・テレサもこう言っていました。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザーテレサ
思考は、人生を作ります。
普段、どんな『思考』をして、どんな『言葉』を使っているでしょうか?
上手くいかないことが起こった時、どんな言葉を使ってますか?SAYURI
たとえば、何か課題にチャレンジしている時。
思うように前に進まないこと、失敗すること、乗り越えなければならない出来事にぶち当たりますよね。
『こんなはずじゃないのに。。。』
『もっとできるはずなのに。。。』
こんな風につぶやきながら、心の中では何を思っているでしょうか?
もしかしたら『他責』の罠にはまっているかもしれません!
『他責の罠』にはまってしまうと、頑張って行動しているのに前に進んだ感じがしません。
成長が止まってしまうんです!
行動しているのに成長しない状態でいる、といずれ行動も止まっちゃいます!
『他責の罠』に陥ってしまった人には、特徴的な発言があります。
しかし、人は自分のことが一番自分で分からないと言われていて、『他責の罠』にハマっていることに気づけない人も多いんです!
分からない状態では、改善もできませんよね。。。
今、自分がどのような状態にあるのか、発言例を参考にセルフチェックしてみましょう!
責任の所在を自分ではなく 他人や環境に求めてしまう状態のことを表現します。
『他責』の状態の人の典型的な発言例
・世間的にどこも不況だから
・扱う商品が悪いから魅力がお客様に伝わらない
・このやり方でやれと教わったから
・やり方を教わってないから
・どうせ言ったところで聞かないだろうから
・ルールが決まってないから
・ルールがそうなってるから
・上司のフォローが足りない
・上の人がそう決めたから
・上の人が決めてくれないから
・部下がやる気を出さないから
・部下が動かないから
・部の人が余計なことをするから
誰でも無意識にこんな言葉が、出ちゃうことってあると思うんです。
他人がこんな風にしゃべっているのはよく聞く!という人の方が多いかもしれませんね。
人は、他人のことは「また愚痴ってるよ。」とか「自分のことを棚に上げちゃって。」とよく見えるもので、自分のこととなると『意識』しないと無意識のままに行動してしまいがちなんですよね。
他責の状態で発言を繰り返している人は『責任は他人や環境にある』と考えているわけです。
責任が自分にはなく他人や環境にあるので「行動を起こすのは自分以外の誰かがすればいい!」と考えていること。
『責任のない自分は行動を起こしたり変化する必要がない!』と無意識的に考えている状態なんですね。
「無意識」は強力です!
心の根っこの部分にある本心で、なかなか変えるのに時間がかかります。
他人のせい、環境のせいにし続けていたら自分で乗り越える力が身につかないので課題もクリアしていくことは難しくなってきますね。
重要なのは「あ、いま言っちゃってたなー。ハマってるのかも。。。」と『自分で認識する』ことなんです。
認識できていたら『行動』は変えていけます!
自分の状態に『意識』を向けるクセをつけるといいんですね!
意識しないと「無意識の自分」が出てきてしまうんで、自分をよーく観察してみると色々発見があると思いますよ♪
世の中、他責で生きている人の方が圧倒的に多いんです。
自分がキズつかなくていいし、楽だから。
私も、他責の塊でした。
職場でもよく会社の同僚と愚痴大会で盛り上がっていましたね。
恋愛でも思い通りに行かなかったら「お前のせい!」「あんたのせい!」と、よく言い合いになっていました。
負けず嫌いで自分の非を認めるのが苦手だったので、当然うまく行かないことが多かったわけです。。
仕事でリーダーを任されている時も「あなたの動きが遅いから!」「部下が仕事できないから!」「何度言っても失敗するから!」「あなたに何を言っても変わらない!」などと、常に怒ってました。
毎年、今年の目標は『怒らない!』と宣言するほどでしたね。
いったん冷静になって「他責」の発言になっていないかチェックし、心の底ではどう思ってるのか自分に問いかけてみてください。
成果を得る人の考え方
現在抱えている問題や課題の責任は、他人や環境のせいではなく、 すべて「自分」にあると考えている状態。
「自責」の人はこんな風に言っています。
「自分の商品を魅せる能力が欠けていたから」
「自分のリーダーシップが弱いせいで、部下のやる気を下げてしまった」
「マネージャーとの信頼関係を自分が築けていなかった」
全て自分ごととして考えれるようになると次のような力がついていきます。
・課題を乗り越えるための『行動計画』を自分で考える力がつく。
・実践してうまく行かなくても自分自身の力で目標と現状のギャップを埋めることができる
・実践と行動を繰り返すことができるので、成果が手に入りやすくなる。
「自分ごと」として考えて頑張って行動してるのに、疲れるんです。。辛いんです。。という人がいます。
責任感を感じやすい人、落ち込みやすい人です。
「自分のせいで部下がやる気を下げてしまったー!」と責任を感じて落ち込まないでください。
課題をクリアするために現状足りていない部分を認識できて問題を解決して「行動」することが大事なんですから。
もう一つ重要なのが『実際、誰の責任なのかは重要ではない』ということです。
たとえ99%相手の責任だったとしても、その課題を自分自身が取り組むと決めたなら「100%自分の責任だとしたら何が原因だろうか?」と自問自答し、自責の状態になることを選択できることが重要なんです。
エピソード
仕事がうまくいかずに悩んでいるとき、コーチにこんな相談をしたことがありました。
「クライアントに何度もドタキャンされて、私の予定も狂って困っているんです!」
コーチは「仮にそれが、100%自分の責任だったとしたら何が原因だと思う?」と謎の質問を投げかけてきました。
「え?なんでわたしに責任があるの?」と思いながらも「何が原因だったのか?」を考えさせられたんです。
人の脳は『ハテナ(疑問)を残しておくことが苦手』なので、質問を投げかけると自分の中の検索エンジンをフル稼働して検索し出すという仕組みになっています。
自問自答することで「私がドタキャンしないように事前注意喚起をしてなかったからだな。」など、いくつか改善策や原因も分析できました。
あの質問があったから自分の状態に気付け、「自責」の考え方と『質問』の威力を改めて実感したんです。
「行動」に導く魔法の質問
自責の状態を選択できる人は、成果を得る確率が高まります。
自己解決能力も高まるので、自己成長もしていきます。
自分の状態に意識を向けて「自責」の状態を選択できているのか確認していきたいですね。
とは言っても長い人生の中で出来上がった自分の考え方のクセはなかなか手強い!!
この強いクセが『無意識』!
また、人は攻撃された!と感じると瞬間的に『防衛本能』が働いて自分を防御する発言をしてしまいがち。
意識していたとしても自分が「他責の罠」に陥っていることに気づけない人も多いはずです!
そこで、試してほしい魔法の言葉があります。
人の思考を整理し、促進し、行動させるシンプルで強力な自問自答法。
・もし仮に、この自体を引き起こしている原因の一部が自分にあるとしたら、それはなんだろう?
・予定通り進んでいない理由を誰のせいにして説明してた?「私が」になっていたか?
・今の発言は、チームに起こった出来事だ。傍観者になっていなかったか?チームの一人である当事者の発言をしていたか?
・今話していたことは「私は悪くない。私は正しい」と主張していなかったか?一番伝えたかったことは何だったか?
・今「自分が正しい。自分は被害者だ。」と証明することと、目標を達成することのどちらを優先しているか?
・もしこのまま誰も動いてくれない、誰も解決してくれない状態が続くとしても、自分はこのまま何もせずに指を加えて見ているのだろうか?
・今の状況でも、自分にできることがあるとしたらそれはなんですか?
上記の質問をシーンに合わせて、日々意識して自分に投げかけてみてください。
また、今の自分の状態をどう感じるか?
他者に自分の言動や行動についてフィードバック(意見)してもらうのも良いです。
他者からのフィードバックをもらう際は、お世辞抜きに正直にあなたのことを想って、あなたに意見できる人の言葉を参考にしてください。
自分では気づけないあなたの状態を知ることができるかもしれません。
これを繰り返し行動していれば、成果を得るチャンスがどんどん増えていくでしょう!
まとめ
何か問題が起こった時、無意識のうちに「他責」の罠に陥っていないか?と自分の内側に目を向けてみてください。
責任を他人や環境に求めてしまう「他責」の状態のままでは、いつまでも自己成長していけません。
子供のまま変われずに、大人になっていくようなものです。
これでは成果を出すことも難しいわけですよね。
「100%自分の責任だとしたら何が原因だろうか?」と自問自答して「自責」の状態を選びとり続ける意識を持ってみましょう!
思考が変わり、行動が変わり、自己解決能力が高まり、自己成長しながら成果を得ることができるようになっていくはずです。
問題に直面したら「今の自分は他責になっていないか?」と自問自答して現在地を確認してみましょう!
時には他者からのフィードバックをもらうことで自分の状態を確認してみるのも効果的です。
「自責」の状態を選ぶことが出来たら、解決策が生まれ、いい行動につながり、いい成果に結びつけることができます。人にもいい影響を与える人に成長していくので、いい人間関係も築いていけるはずです。
視点を自分に向けることで、一緒に良い流れの無限サイクルを作っていきましょう!
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